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「自覚がない」ということに自覚がないことの危うさ。

更新日:2024年2月6日

 「自覚がない」と言われて、素直に「確かに、そうだな」と言える人はほとんどいないと思います。


私も「自分のことは自分が一番わかってる!」と思っていましたし、「自覚がない」と言われてもピンとこないことはよく理解できます。私も自覚に出会う以前は、自分のことをよくわかっているつもりでいました。


 確かに、私は知っていますが、自分にその自覚がないのです。

(「私」と「自分」はあえて分けて書いています。)


 何かを言われたり、出来事に遭遇して「ハッとする」とか「腑に落ちる」ということが起こるということが起こる時があると思いますが、その時、こう思いませんか「何でこんなことに気が付かなかったんだろう!盲点だった!」と。


 この時、知っている私を自覚したからそう思うのです。盲点だと言う通り、見えていないだけだったのです。このように、自覚が起こるとき、意識に緩みが起き、少し広がった私になっていきます。別に何か知識を学んだわけでもないのにそうなるのは、知っている私の一部を自覚したからです。


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見えなくさせているもの。


 知っている私を見えなくさせているものは、私の内側にあります。

人間は、多くの「戒律」に縛られて生きています。国が決めた法律なんかよりも強烈に私たちの日常に影響を与えています。影響を受けている自覚はないかもしれませんが、思いの外、がっつり縛られています。


それは「自分教」という宗教の戒律です。


私たちは無自覚に握ったこの戒律の影響をダイレクトに受けて、日々を過ごしています。挙げればキリがありませんが、例としていくつか挙げてみます。


  • 人には親切にしないといけない

  • 悪口は言うものではない

  • 真面目に生きないと悪い人生になる

  • 弱みを吐いてはならない

  • お金を得るには努力が必要だ

  • 私には特別な能力も才能もない

  • パートナーがいないなんてのは不幸だ

  • 私は○○○な性格だ

  • 私は○○○は向いてない 等々

 ここに挙げたものは、人によって当てはまるものもそうでないものもあるでしょうが、これ以外にも各々の中に無数の戒律があり、その影響を受けています。


 このような戒律を成長過程の経験を通じて握り込み、無意識のうちにそれらを発動して行動範囲がとても狭くさせています。閉塞感は社会が作っているものではなく、私たちそれぞれがそれぞれの戒律によって自分自身を縛っています。 


 自分にだけ発動しているだけではなく、その自分教の戒律を他人にも当てはめては、この人はいい人、あの人は悪い人と瞬時にジャッジをしてしまう。


 この無自覚の戒律が多いほど、世界は狭くなります。この無自覚の戒律が多いほど、敵は多くなります。私自身もそうでしたが、自分を見えない戒律で縛っていることで、八方塞がりになっている人は案外多い。


 これが「自覚がない」いう自覚がないことの危うさです。

歩きスマホをしながら交通量の多い道を歩いていたら、事故を起こす危険があるのは誰でもわかることですが、心の歩きスマホをして人生という道を歩いているようなものです。



自分教という宗教から脱会するには。


 この無自覚の宗教から脱会するには、戒律を握り込んでいる私を知っていくことが第一歩です。何か新しい考えを採用する必要はありません。戒律をあなたが作り、あなたが握り込んでいる以上、外側に突破口はありません。


 戒律を知るのではなく、戒律をあるようにしている私を知っていくことです。


 本気で向き合ってみるなら、向き合うことの難しさを知るかもしれません。

私は「自覚」との出会いによって、向き合うということの本質を知りました。今までも自分なりに向き合って生きてきたつもりだったが、だいぶズレた向き合い方をしていたと痛感しました。ですが、それも本気で自分と向き合うと決めたから、わかったことでもあります。


 イラつく時、ムカつく時、喜んでいる時、悲しんでいる時、モヤモヤする時、スッキリしている時 等々。どのような私がそれをあるようにしているのか。自分に起きたことを足がかり手がかりにして、向き合ってみてください。

 戒律から自由になった時、どんな世界が見えるのか。その目で確かめてみてください。


自覚人が一緒に向き合うことで起きること。


 無意識は、無自覚が故に無意識であり続けます。そこに自覚が起きていくと無意識は無意識でいられなくなります。多くの「戒律」は無自覚であるが故に、自動で影響されてしまいます。


 無自覚が故に、向き合おうと思っても、なかなかそこが見えにくいものであるのは、容易に想像がつくかと思います。向き合うことに卓越した、自覚人である自覚カウンセラーが一緒に向き合うことで、あなたの無意識の領域を自覚しやすくなります。


 なぜそうなるのかを簡単に説明すると、自分自身と向き合う深さと、相手と向き合う深さは、比例してくるからです。自覚人は、ある一定の境地に至っても、日々自身と向き合うい続けています。


 対話を通じて、今のあなたに起きていることを一緒に向き合うことで、無自覚で起きていることをともに自覚していくことができます。


とことん、向き合いましょう。

とことん、私を知っていきましょう。

そして、とことん自由でありましょう。


自分自身に向き合うことに卓越した、自覚カウンセラーが

あなた自身と向き合うことをとことんサポートしていきます。


●自覚カウンセリング

自分自身と向き合うことに卓越した自覚カウンセラーがあなたの悩みに一緒に向き合います。

ご自身では自覚していない私、自覚していない囚われを一緒に丁寧に向き合ってきます。

どのような私も蔑ろにせずに向き合うことで、対処ではなく本質的な解消に踏み出していきませんか。


詳細はこちらをご覧ください 自覚カウンセリング


●自覚基礎コース

ご自身で自覚を実践されていきたい方は、自覚基礎コースをご用意しています。

日常で自覚を実践しながら、定期的な面談で、自覚の精度を上げていきます。

あらゆる囚われから自由になっていきたい方、本気で自分自身と向き合っていきたい方

是非お待ちしております。


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