「嫉妬心」という本質からの示唆。
- 古澤 慎之介
- 2024年3月5日
- 読了時間: 2分
「嫉妬心」
恋愛に限らず、仕事や人間関係の中でもたまに顔を出す嫉妬心。
嫉妬心を感じた時に、自分を正当化したり、
相手を否定したりして、嫉妬心を感じている私から目を背けるという人も少なくありません。
「私は私」と言い聞かせ、「こうだから仕方ない」と正当化したり「あんなのはよくない」と否定したりしつつも 、横目でちらり。
ガッツリ気になっているのに、その私に蓋をして、気にならないふりをしてしまう。
こうしているとき、私を知る機会は流れていきます。
気になる私を蔑ろにしたまま、その場は過ぎさり、
また、似たような出来事に遭遇したときに嫉妬心が湧いてきます。

嫉妬した私に真正面から向き合ってみると、
様々な制限で私を縛る自分が見えてきます。
無自覚に私を縛り、無自覚に私を裁く。
それと同じ戒律で、他者も裁いている。
世界は、そのあなたが創り出した戒律というフィルターを通して顕れている。
とことん向き合って、そうしている私を知っていくと「自分」で「私」縛る縄は緩み始める。嫉妬心に限らず「私」を知る機会は日常に溢れています。
感情というのは嫉妬心に限らず、「私」からの示唆です。
それを流して生きていると、世界はどんどん狭く、
どんどんつまらなくなっていきます。
私を知り、戒律から自由になっていく。
自由になろうとせずに、自由になっていく。
向き合いましょう。
「向き合う」というのは、自身の思考や言動を見て、反省するのではありません。
思考や言動をあれこれと判断して、反省していると苦しくなります。
思考や言動をあるようにする私と向き合っていきます。
そこには肯定も否定も判断もありません。
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